【開催報告】第9回アソビワークショップ

どんなことをしたか

  • マイクロビットを使ったおみくじ作り(あと動く猫らしき生き物たち)
    • 今回はサーボ モーターを使ってみた
    • 学校では習っていない人もいる「角度」という概念が出てきた
  • 普通のおみくじは「大吉」「小吉」だけどそんなものに縛られる必要はない
    • その日のラッキーアイテムを入れてみたり
    • ハズレの無いおみくじを作ってみたり

学び・発見・疑問

  • 今回は運営側の段取りが悪かった・・・
    • いくら自由とは言え、ある程度のメリハリが必要
    • 作業の全体感がわかる(言われなくても次にどんなことをやればいいのかわかる)状況を作ってあげた方が、もっと子供たちが好きなことに集中できる
    • 今回発表の時間が確保できなかったのはもったいなかった・・・
  • 工作用の小物は充実してきた
  • 大きなディスプレイは小学生にとっても嬉しい
  • いつも独自の配色を選ぶみんなが珍しく同じ色
  • やりたいことを提案してくれた子がいた!
    • チェックできてなくて本当にごめん!
    • 絶対に企画します!

参加者

  • 子どもたち
    • 3人
  • スタッフ
    • 2人

当日の作品集(毎回、作品の写真をちゃんと撮れてないのも反省点だ・・・)

当日の発表資料

https://speakerdeck.com/loochsorg/session-9-asobi-workshop

Arduino micro pro を使って自作キーボードを作った話

作ろうと思った背景

子供の教材開発の一環で,microbit の次のステップとして Arduino を想定していて,
その使い方を学んでいるときに,HID機能というものを知りました.

これは何かというと,ヒューマン・インターフェース・デバイスの略称で,
USB接続であたかもキーボード,マウスのように振舞う(なりすます)ことが
できる機能のことです.

このいわゆる「なりすまし」が使えると,
「ある1つのボタンを押したら,xxxというキー入力をする」とかが
出来るようになります.

本当にそんなことが出来るのだろうか,難しくないのだろうか,と思ったので,
試してみた結果が本記事の内容です.

準備するもの

  • Arduino micro pro ※今回は,Amazon で3個で1980円の互換品を使用
  • microUSBケーブル
  • ブレッドボード
  • タクトスイッチ
  • ジャンパワイヤー

配線

Amazon で購入した Arduino micro pro 互換品は,ピンヘッダが半田付けされていないので,
最初にそれをはんだ付けする必要があります.
はんだ付けするにあたっては,ブレッドボードにピンヘッダを差し込み,
その上に,Arduino micro pro を乗せて,はんだ付けすると足が斜めにならずに済みます.

fig1. Arduino のはんだ付け準備 その1
fig2. Arduino のはんだ付け準備 その2 – ピンヘッダをブレッドボードに差します
fig3. Arduino のはんだ付け準備 その3- ピンヘッダに Arduino を置き,はんだ付け

次にブレッドボードに,Arduino, タクトスイッチを配置して,
ジャンパワイヤーで繋げていきます.

  • Arduino GND → スイッチ赤 → スイッチ青
  • Arduino 5番 → スイッチ青
  • Arduino 6番 → スイッチ赤
fig4.タクトスイッチは,赤丸で囲んだ隣同士の足がスイッチを押したときに繋がります
fig5. 配線図

プログラミング

  • Arduino へプログラムを書き込むための IDE をここからインストールします.
  • Arduino を起動し,Tools → Board: “Arduino Uno” → “Arduino Leonardo” を選択します.
fig6. 書き込むボードの対象を Arduino Leonardo にする
  • 補足すると,Uno は先述のHID(なりすまし)機能を持っておらず,
    ゆえにそのライブラリもありません.
  • Leonardo は HID機能を持ち,そのライブラリを持っています.
  • 今回はそのライブラリのうち,Keyboard.h というものを使っていきます.
  • なので,Board として Leonardo を選択する必要があります.
  • 次に,Arduino を microUSBコードで繋げて,PCに繋ぎます.
  • 書き込み先(ポート)の指定をしてあげます.
  • Tools → Port → COM3(Arduino Leonardo).
  • もしかしたら,PCによってはCOM3 と認識されないかもしれないです.
  • それっぽいもの(笑) を選びましょう.
fig7. 書き込み先 Port の指定
  • 下記コードを貼り付け,適宜好みに合うように編集します.
#include <Keyboard.h> // キーボードライブラリの読み込み

#define Button5 5 // 5番ピンを Button5 と呼ぶことにするよ
#define Button6 6

void setup() {
  Keyboard.begin(); // キーボード機能を使うおまじない
  pinMode(Button5, INPUT_PULLUP); // Button5 をプルアップしておく.スイッチ青を押すとGND に繋がる
  pinMode(Button6, INPUT_PULLUP);
}

void loop() {
  // Button5 が押された時の動作設定
  if(digitalRead(Button5) == LOW){ // Button5 がGND になったら,つまり,スイッチ青が押されたら
    Keyboard.print("hogehoge"); // hogehoge と入力される.
    Keyboard.write(9); // TABが入力される.参考先:http://www.asciitable.com/
    Keyboard.print("fugafuga");
    Keyboard.press(KEY_RETURN);
    delay(100); //wait PC busy // PC側が入力を受け付けるまで100ms待つ
    Keyboard.releaseAll(); // キーを離す

    while(digitalRead(Button5) == LOW); // Button5 が連続で入力されてるとき,無視する
  }
  // Button6 が押された時の動作設定
  if(digitalRead(Button6) == LOW){
    Keyboard.print("fugafuga");
    Keyboard.press(KEY_RETURN);
    delay(100); //wait PC busy
    Keyboard.releaseAll();

    while(digitalRead(Button6) == LOW);
  }
  delay(100);
}
  • File → Save as … より,ファイルを保存します.
fig8. File → Save as… より,プログラムファイルを保存する
  • プログラムを Arduino に書き込みます.
fig9. プログラムを Arduino に書き込む.赤丸のところの矢印を押すだけ.押すと黄色くなります.
fig10. 書き込み終わると,黄色くなってたボタンが元の色に戻り, Done uploading と出ます.
  • あとはメモ帳を開いて,タクトスイッチを押してみましょう.
fig11. メモ帳を開いて,タクトスイッチ青を押した図

むすび

やってみて,一番初めに思ったのは,「超簡単にできる!」です.

キーボード自作というと,正直ベーシック的な処理をいっぱい書かなきゃいけないのかな,と
勝手にイメージしていたのですが,今回書いたのは全部で35行程度でした.

で,これを作ってから,自作キーボードのその道には,もっと簡単に自作キーボードを作ることができる,QMKというファームウェアが存在することを知った(知ってしまった)ので,次はQMKについても記事を書こうかな,と思ってます.

ご参考:fabcross さんでも特集していたようです.
https://fabcross.jp/category/make/20200427_Zoom.html

宇都宮市市民活動助成金の交付が決定しました!

市民活動助成金とは

ボランティア活動やNPO活動を活発にし、全市的に広げていくため、これらの活動を市民、企業、行政のみんなで支える仕組みとして「市民活動助成基金」を平成14年10月に設置しました。

市民活動助成基金

この助成金は上記の目的に基づき、市民の代表である「市民活動助成金審査会」の皆さまの審査のもとに交付が決定されます。

今回ルークスでは「スタート支援」という団体を立ち上げて間もない団体などを対象としたこれからの団体の自立化を支援するコースで応募いたしました。

助成金額は最大10万円となっており団体の新規事業が対象となります。

助成金の使途は?

今年度、ルークスでは大きく2つの事業を新たに実施します。

一つ目はハードウェア教材を拡充して遊びワークショップの環境を充実させ、子供たちの学ぶ選択肢を増やしていきます。

もう一つはラムネ図工室さまとコラボしたアートイベントの開催を8月に予定しています。アート作品とプログラミングを子供たちがどのように融合させるのか、今から楽しみでなりません!

最後に

宇都宮市並びに、本助成金に寄付されている市民・企業の皆さまには今回このような機会を与えて頂いたことに大変感謝しております。

これからも一般社団法人ルークスの活動にご理解とご協力よろしくお願いいたします。

【開催報告】第8回アソビワークショップ

どんなことをしたか

  • マイクロビットを使ったデジタルレター作り
    • 紙製のカードにマイクロビットを使ってメッセージを込めよう!
    • 材料はほとんど100均ショップから調達!
  • 「デジタル」ってなんだっけ?どんなメッセージを届ける?受け取った人が簡単に使えるためには?などをみんなで考えてみた

学び・発見・疑問

  • 「デジタル」ってインターネット(Webブラウジング)の画面みたいなもの
  • 「色をなじませる」という技術がある
  • 同じ色の飾り付けをしたいなら「下地を変える」べき
  • 明るさセンサは気難しい
  • 好きな音楽は事前に作り置きしておくといいかも
  • 対面だとみんなの細かい作業や発言から学ぶことが多い

参加者

  • 子どもたち
    • 3人
  • スタッフ
    • 2人

本日の作品集

当日のPR資料

【開催報告】第7回アソビワークショップ

どんなことをしたか

  • microbit を使ったデジタルサイコロ作り
  • 100均で揃えた材料を使って、オリジナルのデコレーションサイコロを各自作った
  • プログラミング前に一度モノを組み上げて、必要なプログラムのイメージを膨らませた

学び・発見・疑問

  • 電池ボックスとマイクロビットの配置が意外と難しい
  • ポンポンをボトル外側に付ける発想が新しい
  • デジタルサイコロは、普通のサイコロと違って「転がす」だけでなく、
    「振れば」よいので、マスコット的に仕上げてもかわいい
  • 目玉は回り止めにもなる
  • モノを作って仕上げていく、というプロセスは一度やり出すと止まらない!
    楽しんでもらえた!
  • 次は対面で、もっともっとお互いのアイディアを交換し合えるといいな

参加者

  • 子ども
    • 2人
  • スタッフ
    • 2人

当日発表資料

成果物

  • 長い尻尾のクルクルサイコロリボン猫(左上)
  • テクテクくん (左下)

改造したプログラム例

https://makecode.microbit.org/92403-81401-85437-85029

【開催報告】第6回アソビワークショップ

どんなことをしたか

  • zoomの使い方のおさらい
    • オンラインリソースのリンク
    • ズームボムについて
    • セキュリティー対策
  • スクラッチを使ったオリジナルアニメーション制作
    • テーマを決める
    • 作ってみる
    • 相談する
    • シェアする

学び・発見・疑問

  • zoom
    • 環境によってはバーチャル背景が使えない?
    • インターネット回線は大事
    • 参加者が一斉に画面共有できないの?
  • スクラッチ
    • オンラインでも楽しさは一緒
    • 壮大なストーリーは1時間じゃ作れない
      • じゃあどうする?
    • ビデオキャプチャも楽しいぞ

参加者

  • 子ども
    • 2人
  • スタッフ
    • 2人

当日発表資料

[技術ブログ]マイクロビットを使ったソーシャルディスタンスメーターの作り方

実現したいこと

  • 携帯端末で他者との距離を測定したい
  • 可能であれば2mまでの距離を測定したい

必要なもの

必要なもの、マイクロビットの駆動電源は別途用意が必要
  • マイクロビット
  • ワニグチクリップ×3
  • ジャンパーワイヤー(オスオス)×3
  • ブレッドボード
  • HC SR 04(赤外線センサ)
  • 電源(5V以上、赤外線センサ駆動用)

作成手順

手順① はじめに、ブレッドボードを電源に固定します

手順①ブレッドボードの固定

手順② 赤外線センサをブレッドボードに設置します。この時GND/エコー/トリガー/VCCはそれぞれ図のようになります。

手順②赤外線センサをブレッドボードに設置

手順③ ワニグチクリップとジャンパーワイヤーそれぞれを図のように接続します。ワイヤ間の配色はお任せしますが、混乱を避けるためにそれぞれの配色は統一することをおすすめします。

手順③ ワニグチクリップとジャンパーワイヤーを接続

手順④ ワニグチクリップをマイクロビットに接続します。

手順④ ワニグチクリップをマイクロビットに接続

手順⑤ マイクロビットに以下のプログラムをダウンロードします。

補足

コードの内部では、実測値をもとにした1次の線形回帰モデルをもとにセンサが持つ誤差を補正している。

1m程度であれば誤差5%以内で収まるあろうと思われる。

【開催報告】第5回アソビワークショップ

どんなことをやったか

新型コロナウィルス流行を受けて完全リモートのワークショップを開催しました。Web会議システムは前回と同様にzoomを使用しました。

当日のテーマは「Web会議システムでどんなことができるのか?」でした。初めてZoomを触るメンバーも多い中でしたが、みんなで以下のことについて遊びながら研究しました。

  • バーチャル背景の設定
  • 絵文字やチャットを使ったコミュニケーション
  • ホワイトボードを使った遊び作り
  • みんなで記念撮影(プライバシー保護のため、素晴らしい写真を共有できずとても残念です!)
ホワイトボードを使ったリアルタイムクイズ

学び・発見

「こいつ、動くぞ・・・」

アムロ・レイ ー 機動戦士ガンダム

皆さんはアムロレイをご存知でしょうか?機動戦士ガンダムの主人公であり、NT(ニュータイプ)と呼ばれる超人的な感覚を生まれ持った少年です。上記の引用は彼が操縦方法も知らないガンダムに生まれて初めて乗り込んだ時のセリフです。その後、彼は敵軍が操るモビルスーツを撃破してしまうことは余りにも有名です。今回のワークショップに参加したメンバーはさながらアムロレイのように、初めは覚束ないながらも次第にその操作方法を学習し新たな技術(アソビ)を発明していきました。

このような発明はなぜ生まれるのか?その問いの答えの一つはやはり「遊び」ではないでしょうか。ライフロングキンダーガーデンプロジェクトのミッチレズニックは子供たちの創造性における4つの”P”の重要性を強調しており”Play(遊び)”は正に創造力の源泉だと実感しています。

今後の予定

当初の予定では月2回のワークショップを現場開催する予定でしたが、事態の収束が判断できるまでは当面リモート形式で開催していきます。その中で以前と同様にスクラッチを使ったオリジナルのアニメーション作成やその他のワークショップ 開催ができるよう、ルークス一同努力して参ります。

これからも一般社団法人ルークスの活動にご理解とご協力を頂けますと幸いです。

【内容変更】第5回アソビワークショップ

4/12(Sun) 10:00より予定していたワークショップ ですが新型コロナウィルスの感染が拡大する状況を踏まえ開催内容をスクラッチを使ったアニメーション製作からzoomを使ったオンラインミーティングに変更します。

当日はWeb会議システムを使ってどんなことができるのか、メンバーで研究する時間にしたいと思っています。開催にあたっての詳細な案内は関係される方々に追ってご連絡致します。

皆さんとオンラインでお会いできることを楽しみにしています!

第4回アソビワークショップを開催しました

どんなことをやったか

新型コロナウィルス流行の最中ではありましたが計4名の子どもたちが参加してくれました。

子供たちにウィルスの脅威に立ち向かう手段を知ってほしい、そんな思いを込めたこのワークショップのテーマは「リモートルークス」でした。リモートルークスでは普段は隣にいる保護者と離れた場所からWeb会議システムを通して子供たちが作品の創作と発表を行いました。以下はその実施形態のイメージです。Web会議にはzoomを使用しました。

リモートルークスの実施イメージ

子どもたちの作品リンク

学び・発見

今回リモートという初の試みは、当然進行上のトラブルは多々発生しました。マイク音量やカメラ位置、貧弱なWi-Fi環境などなど。しかしそれを補って余りある嬉しい変化が子供たちの動きに現れたのです。それは子供たち同士の「協調(コラボレーション)」でした。今までは参加する子の側には多くの場合その保護者の方がいらっしゃいました。しかし今回はその保護者の方がいないことで子供間の精神的な壁が崩れたのか互いに意見交換をする場面が多く見られたのです。これがいわゆる「心理的安全性」というものでしょうか?今回得られたこの知見を継続的なものとすべく、運営側で様々な仕掛けを取り入れてきたいと思っています。

今後の予定

2020年度からは月2回ワークショップを開催していきます。具体的な日時についてはイベントをご覧ください。これからも一般社団法人ルークスの活動にご理解とご協力を頂けますと幸いです。

当日のPRスライド