How to solve disk storage problem in GCP Virtual Machine / グーグルクラウドプラットフォーム(GCP)仮想マシンインスタンスの容量不足への対応方法


ルークスのブログはGoogle Cloud Platformの仮想マシンサービスを使って運営しています。

Google Cloud Platform

このサービスは最安の構成でも非常にコスパが良く助けられています。以下は2021年12月の価格で800円台で運用できています。(前月比50%減はこのサーバー上で色々と作業を行なったためです)

しかし最近は頻繁にブログを更新するせいか将来的なストレージ不足が懸念されるようになってきました。

$ df -h | grep sd
/dev/sda1 30G 5.1G 24G 19% /

よってその対応方法を検討したいと思います。

1. 仮想マシンのストレージ増加

以下はストレージ30GBから順に増加させた場合のコスト予測結果の一覧で10GBにつき1$増えることになります。現状のストレージ利用率が約20%で余裕はありますが、心理的には現状で60GBにしたいくらいなので正直言ってこれは割高な気がします。

ストレージ容量[GB]コスト予測(CPU+memory)[$]コスト予測(ストレージ)[$]長期利用割引[$]Total[$]
305.553.00-1.666.88
404.007.88
505.008.88
606.009.88
707.0010.88
808.0011.88
909.0012.88
10010.0013.88

2. クラウドストレージの活用

GCPにはクラウドストレージというサービスがあります。AWSでいうS3ですね。

クラウドストレージとは

このサービスを話すにあたっては「ストレージクラス」という概念について簡単に理解する必要があります。

ストレージクラス

クラウドストレージには4つのクラスが存在しています。

  • Standard
  • Nearline
  • Coldline
  • Archive

公式では以下の表のように大まかな分類がなされています。

https://cloud.google.com/storage/docs/storage-classes?hl=ja#descriptions

そして肝心の料金ですが驚愕の数値です。北アメリカ地域におけるロケーション別クラス別の月額料金表になります。Archiveクラスだと仮想マシン上でのストレージ変更と比較して約1/800も少ないのです。ほとんどタダですよこれ。

https://cloud.google.com/storage/pricing#north-america

今後のブログ運営の全体像

クラウドストレージの驚愕のコスパによって今後のブログ記事のメディアソースの多くはクラウドストレージに集約していこうかと思います。一部よりメディア露出させたいアイテムに関してはYoutube公開してから記事内に埋め込むといった使い分けをしていこうと思います。