ルークスは世界的に感染が拡大しているCOVID-19(Corona Virus Disease、日本では「新型コロナウィルス」と呼ばれています)の感染予防策を十分に講じることを条件に3月中に予定していたイベントを開催します。
開催を判断した理由は大きく以下の2つです。
- 参加児童の感染と重症化の可能性が統計的に見て非常に少ない
- 推奨されている感染予防対策はルークスだけでも十分に講じることができる
それでは上記の詳細についてそれぞれ論拠となるソースをもとに簡単にご説明します。
児童の感染と重症化のリスクについて
※本項に記載するグラフは中国CDC(疾病予防管理センター)が2020年2月11日の時点で診断されたすべての症例をまとめたレポートをもとにしています。
以下の図をご覧ください。左から順に武漢市、湖北省、中国全体における年齢別の感染者数のグラフになります。縦軸が年齢層、横軸が感染者数の割合を示しておりひと目見て若年層における感染者の数が非常に小さいことがわかります。
例えば0-10歳は中国全体の感染者の0.9%となっています。これを日本に置き換えると、日本での感染者数はWHOのデータによると239人ですのでざっと2.1人が感染している可能性があるといえます。
さらに日本全体で0-9歳の子供はおよそ1000万人程度いると言われています。1000万人のうちの2.1人という割合が意味するところは「子供達が感染するリスクは非常に少ない」ということでしょう。
次に重症化のリスクについても簡単に触れておきます。以下は上記と同様のレポートに記載されているデータの抜粋になります。先述した感染リスクを考慮するとこちらもほとんど無視できるリスクと考えられます。
上記の感染リスクについては今後の世界的な情勢によって左右されるため決して確実なものではありませんが、現時点の公表されているデータから得られる考察としては妥当なものと考えています。
実施予定の感染予防対策について
COVID-19の感染様式は飛沫感染と接触感染の2つです。(問4 新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか?)
これらの感染予防にはWHOから発信されているように一般的な手洗い等の衛生予防策が十分に効果的であるとされています。
“There are 10 basic things that you should know.
— World Health Organization (WHO) (@WHO) February 28, 2020
1⃣clean your 👐 regularly with an alcohol-based hand rub, or wash them with 🧼 & 💧.
Touching your face after touching contaminated surfaces or sick people is one of the ways the #coronavirus can be transmitted”-@DrTedros pic.twitter.com/Ty8J0zoGKS
よってルークスではそれぞれの様式に合わせて以下の対策を講じます。
飛沫感染:前提として発熱の症状もしくは咳の症状がある方の参加はできません。くしゃみの症状がある方は花粉症対策のケースを考慮してマスクの着用を義務付けます。
接触感染:イベント開始前、イベント中、そして終了直後に手洗い+アルコール除菌を実施します。加えて使用機材等のアルコール除菌もイベント開始前に実施します。
以上、ルークスのCOVID-19への対応方針についてでした。